地域資源情報

07 そ ば

そばの魅力と課題

基礎知識

蕎麦は、縄文時代から栽培されていたと考えられており、収穫までの日数が短いことや、乾燥に強いなどの特性から、米などが収穫できない場合の救荒作物として、幅広い地域で栽培されてきました。
そば粉に熱湯を注いで作る蕎麦がきは、最も古くからあったものといわれ、朝食や携帯食としてのそば焼餅などは、山村でよく食べられていました。
ざるそばやかけそばのような麺の形状である「そば切り」が誕生したのは、戦国時代から江戸時代初期にかけてです。一説では、信州が誕生の地であったともされています 1)。
近年の蕎麦の需要は12万~14万t程度で推移しており、そのうちの約3万tが国内の蕎麦で賄われています。麺、菓子の原料としてのみならず、焼酎やお茶の原料などとしても利用されています。

【そばの作付面積と収穫量の推移(全国)】

出所)北海道庁「麦類・豆類・雑穀便覧」をもとに作成

【そばの供給量の推移(全国)】

出所)北海道庁「麦類・豆類・雑穀便覧」をもとに作成

【そばの収穫量(都道府県別・2017年)】

出所)農林水産省「作物統計」をもとに作成

< 後日掲載します。しばしお待ちください。 >