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地域資源とは

この地域には、私たちの暮らしを支え、その暮らしが育んできた豊かな自然環境、都市基盤、産業、民俗文化などがあります。その中から、この地域ならではの特徴をもつもの・ことを地域資源として着目しました。

地域資源のことを詳しく見てみよう! 詳細はアイコンをクリックしてね。

このエリアには数多くの地域資源があります。その中から一部をピックアップし、20のテーマに束ねてみました。

[ 掲載内容 ]
  • この地域ならではの特徴とは何か?
  • この特徴はなぜ・どのようにして生まれたのか?
  • この地域資源は、これまでどんな役割を果たしてきたのか?将来に向けての課題はないか?
  • その他の参考情報(掲載内容の補足説明や参考文献・サイトなど)

自然環境

都市基盤

産業(食関係)

産業(その他)

文化(信仰風習)

地域資源情報データベースの更新・拡充を目指します!

情報提供は コチラ からお願いします。

この情報のこだわり

このエリアが将来にわたり豊かであり続けるためには、地域への愛着と誇りを持った人々が増えること、みんなで力を合わせ、その源泉となる地域資源を守り育てていくことが大切と考えます。ささやかながらその貢献ができるよう、以下のことにこだわった情報づくりを行います。

客観的な特徴に注目する

このエリアに数多くある地域資源のうち、全国有数の特徴として語ることのできる客観的な情報にこだわって調査を進めます。そのため、地域資源の全国的な分布や現状などを把握した上で、このエリアの特徴を数字で証明できるもの、定性的に語れるもの、根拠が不明確で諸説あるものといった情報の精度やその情報源がわかるよう取りまとめます。
これによって、地域の特徴や立ち位置を理解しやすく、人に伝えることのできる信頼性の高い情報を目指します。

特徴の成り立ちを探る

それぞれの特徴の成り立ちには理由があり、物語があります。それらをひも解いていくと、他の地域資源とも影響を及ぼしあってきたこと、そこに関わった人々の学びやアイデア、懸命な努力や苦労、出会いなどによって今日に至っていることがわかります。
その過程において、「なぜその特徴が生まれたのか? 何のために生み出したのか?」、「その結果何が生まれたのか?」といった素朴な疑問を突き詰めていくことによって、この地域の面白さや地域づくりの手がかり、本質が見えてくるものと思います。

未来を考えるきっかけとする

地域資源は、私たちの暮らしに様々な恵みを与えてきた一方、様々な課題も抱えています。中には存続の危機を迎えているものもあります。
これからの時代、課題が山積する人口減少社会においては、地域の存在感や存在意義を見いだすことが重要であり、そのためには一流の地域資源に磨きをかけ続けることが大切であると考えます。
未来をつくるには歴史から学ぶことが基本となります。地域資源を単なる過去の遺産と捉えるのではなく、未来への糧として情報提供をしていきます。

アーカイブスを共創する

20 のテーマは第一弾の情報として手始めに掲げたものであり、十分に書き加える余地があります。このほかにも様々な特徴や魅力がありますし、今後変化したり新たに生まれてくる特徴もあることでしょう。
そういった意味で、この情報は完成形ではありませんが、教育、ビジネス、まちづくりなどの活動においては一定の役割を果たせると考えます。むしろこの地域やテーマに関心・知識のある方々と共に創り上げ、成長するアーカイブス(記録)となることを願い、発展途上の段階から積極的に公開していきます。

この情報のつかい方

このような活用方法が広がることを期待しています

日々の暮らしに

この地域ならではの特徴を学びたいとき、知人・友人に伝えたいときなどこの地域を改めて知るきっかけに

地域にあるものの見え方が変わり
暮らしが豊かになるかも

学校教育・研究活動に

総合的な学習・探求の時間や社会科・家庭科教育などの教材に
この地域の調査研究する際の基礎資料に

教育・研究活動は積み重ねが基本

観光・ビジネスに

この地域の魅力を来訪者にご案内できるように
この地域ならではの商品開発や観光プラン、ブランドづくりに

地域資源を守り育むためには
経済・経営の視点が不可欠

まちづくりに

過去の地域の成り立ちを学び、現在の立ち位置や課題を認識し、未来を考えるヒントに
地域への愛着や誇り、地域ブランドの醸成に向けて

地域のこれからを語るには
これまでの歴史を共有することから

信越県境エリアとは

長野県(信濃)と新潟県(越後)との県境付近に位置する北信・長野・大北地方の一部や上越・魚沼地方など、“はしっこ”にある地域に着目して名付けました。面積はおよそ8,000k㎡、約100万人の人々が暮らしています。
県境近くには妙高山や苗場山など2,000m 級の山々や1,000m 級の関田山脈などが連なるほか、県境をはさんで長野県からは千曲川(信濃川)、関川、姫川が新潟県へと流れて日本海に注いでいます。海・平野・盆地・丘陵・山地などの多様な地形がコンパクトにまとまっており、国内トップクラスの積雪をはじめ様々な特徴を持ったエリアです。

この広域エリアに着目する理由

ご近所から得られる地域の魅力

私たちが日々暮らすまち、よく訪れるまちの近くにある地域は、知っているようで意外と知らないところだと思います。
改めてご近所のことについて学び、わがまちと比較してみると、似ていることに共感できたり、違うことから学びを得たり、これまで当たり前に感じていたことに感謝したり心配したりと、様々な気づきを得られるかもしれません。もし気になるものがあれば、気軽に訪ねることもできるでしょう。
つまり、ご近所の地域はわがまちの魅力を再認識するための大切な存在といえます。

視野を広げると浮かび上がる新たな魅力

わがまちのご近所にある魅力は、日々の暮らしや旅の楽しみを広げてくれることから、わがまちの魅力そのものといえます。
また、ご近所の特徴を眺めていくと、一つ一つは小粒な存在であってもその密集度や多様さが国内有数であったり、その特徴同士に歴史的な縁があるなど、まとめてみることで気づく魅力もあります。
さらには、このような気づきがもとになり、特徴同士の切磋琢磨や化学反応によって新たな魅力が生まれてくることにも期待したいところです。

時代は“はしっこ”から変わる!?

県や市町村のはしっこにある地域は、他の地域とのつながりが弱くなりがちな傾向にあります。しかし、つながりが弱いからこそ、はしっこ同士が向き合いその境界を越えることによって、新たな出会いや創造につながる可能性があります。
つまり、境界は行き止まりではなくフロンティア(最前線)であり、イノベーションの源泉といえます。
そのようなつながりを構築するためにも、まずはお互いを知り交流を深めることが第一歩であると考えます。