地域資源情報

16 スキー

このエリアには、日本スキー発祥の流れをくむ歴史の古いスキー場が多数あります。スキー場の数は長野県が1位、新潟県が3位であり、そのうち3分の2がこのエリアに密集しています。
かつては国内のスキー板製造の中心的エリアでもあったほか、今日もなおオリンピックや世界選手権などへスキー・スノーボード選手を数多く輩出しています。

更新日:2022年4月21日

この地域ならではの特徴ってどんなこと?

● スキー場の歴史

  • 国内のスキー発祥の地は、上越市の金谷山スキー場。
  • 飯山市の市川先生、湯沢町の本間氏は金谷山でスキー講習会に参加し、白馬村の丸山先生は高田からスキーを購入。それぞれ地元で実施したのがはじまり。飯山市は、この経過から長野県のスキー発祥の地に。
  • 1912年に創立した小賀坂スキー(飯山市)は、高田から製造方法を教わり、現存するスキーメーカー第1号に
  • 赤倉(妙高市)と志賀高原(山ノ内町)は、国際スキー場の誘致合戦の末、両方認定。
    1937年に国際リゾートホテル建設
  • 岩原スキー場(湯沢町)は、1931年の上越線開通により、当時「東洋一のスキー場」と宣伝されるまでになった。
  • 1947年、志賀高原スキー場本州で初めてのスキー用リフトがつくられる。

● スキー場の数や規模

  • 湯沢町は、苗場をはじめ全国一のゲレンデスキー場群と称される。
  • スキー場の面積では、上越国際、志賀高原スキー場が北海道のニセコとならんで三大スキー場と称される。
  • 野沢温泉スキー場は、最長滑走距離10,000mであり日本最長とされる。
【信越県境付近のスキー場の分布】

備考)信越県境付近にある市町村(破線で挟まれた地域、市町村名はp.3に掲載)のスキー場のみ掲載
出所)国土地理院数値地図および新潟県観光企画課・長野県山岳高原観光課資料をもとに作成