地域資源情報

06 米

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このエリアの米の栽培面積や生産量は国内有数であり、米の食味をみるランキングやコンクール、米の価格などで高評価を得ています。
また、国内100選の棚田が密集するほか、世界かんがい施設遺産の用水や国内100選のため池など、古くから基盤整備が行われてきた歴史があります。

更新日:2022年6月7日

この地域ならではの特徴ってどんなこと?

● 作付面積の広さ・収穫量の多さ

  • 水稲作付面積(2017年・農水省)は新潟県が全国1位であり、全国市町村の中では上越市も4位に位置する。
  • 水稲収穫量(2017年・農水省)は新潟県が全国1位であり、全国市町村の中では上越市も8位に位置する。

● 食味の良さ

  • 米の価格(2016年・農水省)をみると、新潟魚沼コシヒカリの価格は全国1位で最も高い。上越地方のお米が含まれる新潟一般コシヒカリの価格も全国7位である。
  • 米の食味ランキングをみると、新潟県魚沼産コシヒカリは28年連続、新潟県上越産コシヒカリは5年連続、長野県北信産コシヒカリは4年連続で特Aを取得した記録を持つ。
    近年特Aの数は急増しているが、新潟県の魚沼産コシヒカリと上越産コシヒカリは、特Aの数が10品前後の時代からの実績がある。
  • 米・食味分析鑑定コンクール・国際大会における過去11回から20回の総合部門金賞受賞者は161名。このうち長野県の長野・北信地方と新潟県の魚沼地方から37名が受賞、全体の2割強を占める。

● 優れた基盤整備の歴史

  • 日本の棚田百選には、上越市の上船倉・蓮野、十日町市の狐塚、飯山市の福島新田などをはじめ、県境付近で12地区が選定されている。
  • 上越市の上江用水は、世界かんがい施設遺産に選定されている。
  • 上越市の青野池、坊ヶ池、朝日池は、農林水産省のため池百選に選定されている。
【信越県境付近の米の生産地の分布】

備考)信越県境付近にある市町村(破線で挟まれた地域、市町村名はp.3に掲載)の範囲のみ表記
出所)国土地理院数値地図などをもとに作成