開催報告

信越県境エリアの魅力を探るトークイベント
開 催 報 告

※現在編集中です

雪国の気候風土は酒づくりに好影響を与えています。そして、信越県境エリアは全国有数の酒蔵数を誇り、多種多様な日本酒が存在する地域です。
今回は銘酒「八海山」で知られる八海醸造の酒づくりのこだわりや「魚沼の里」のこと、北海道ニセコ町での事業展開などについてお話を伺いました。

VOL.13 雪国の酒づくり ~八海醸造の企業戦略から学ぶ~

日 時:2022年1月28日(金)
会 場:オンライン(録画配信)
ゲスト:南雲 二郎さん(八海醸造株式会社 代表取締役社長)

雪国であるこの地域は良い水が豊富にあります。標高1778mの八海山の麓にある八海醸造では、「雷電様の水」と呼ばれる雪解けの伏流水が使った酒づくりが行われています。どのお酒も食事とともに飲む食中酒として考え、淡麗でバランスの良いもの、淡麗辛口のナンバーワンのお酒を目指しているそうです。

多くの観光客が訪れる「魚沼の里」は、2004年に第二浩和蔵を建設したことがきっかけです。この蔵はお酒の品質を維持したまま需要に応じた生産量を確保し、人材育成に注力できるよう無駄を省いた酒づくりを行うために建設されました。当初は一般向けの施設ではありませんでしたが、訪れる一般の方々に対応するために飲食店を作ったところ人気となっていきました。そのうちに「魚沼の里」を通じて会社のことをよく知ってもいたい、観光客にこの土地を体感してもらいたいと考えるようになったとのことでした。
また、北海道ニセコ町でのウイスキー事業のご紹介の中で、日本酒は特殊な酒であり、他の製品にも展開できるすごい技術であるとのお話もありました。<文責:事務局>

収録の様子(左:ゲスト 南雲さん  右:聞き手 雪国観光圏 井口さん)

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