地域資源情報

20 冬のまつり

冬のまつりの魅力と課題

基礎知識

お祭りは全国津々浦々、多種多様に存在しますが、ここでは雪国らしさを醸し出す冬のお祭りを中心に紹介します。
冬の風物詩の一つに小正月行事があります。一般的には、どんど焼き・サイの神などと呼ばれ、しめ縄や門松、書初めなどを神社の境内や田んぼなどで燃やし、五穀豊穣や無病息災等を祈るものが知られていますが、このほかにも新郎新婦を祝うものなど行事の内容は多種多様です。ちなみに、2018年ユネスコ無形文化遺産の一つに認定された秋田のなまはげも、元々はこの小正月行事の一種です。
また、戦後に生まれた現代的な雪まつりには、全国的には北海道・札幌の雪まつりや秋田・横手のかまくらまつりなどが知られていますが、当地域でも歴史を有する多種多様なイベントが行われています。

【どんど焼きの呼び名の分布】

備考)上記は概ねの傾向であり、細部においてはその他の呼び名を含めて複雑に分布する地域もある。
出所)糸魚川ジオパーク協議会ホームページ(さいの紙)
https://sainokami.geo-itoigawa.com/

【雪まつりの数(都道府県別・2016年)】

出所)(公財)雪センター「雪まつり・雪関係のイベント」(2016)をもとに作成
備考)豪雪地帯を中心とする200以上の会員自治体に照会をして取りまとめたもの。中には複数の雪まつりを一つにまとめて表記しているもの、あるいはここには含まれないお祭り(たとえば豪雪地帯ではない地域での雪まつり)など、多種多様に存在するものと思われるが、一定の信憑性がある情報として掲載した。

どんな魅力や課題があるのだろう?

< 後日掲載します。しばしお待ちください。 >