地域資源情報

10 果 物

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りんごの生産量は長野県が2位であり、その多くをこのエリアで生産しています。もも、ぶどうの生産も国内有数であるほか、すもも、西洋ナシ、栗などを特産品とする市町村もあります。

更新日:2022年6月7日

この地域ならではの特徴ってどんなこと?

● りんごの生産

  • 都道府県別の生産量は、青森県に次いで長野県が第2位長野県内では長野市をはじめ、須坂市・中野市で4割弱を占める。青森県弘前市周辺とならんで国内トップクラスの生産地といってよい。
  • 「ふじ」をはじめ、「つがる」や長野県生まれのりんご三兄弟といわれる「秋映(あきばえ)、シナノゴールド、シナノスイート」を栽培。

● ももの生産

  • 都道府県別の生産量は、山梨県に次いで長野県が第3位長野県内では長野市・中野市・須坂市の生産量が大半を占める。
  • 「川中島白桃」、「あかつき」をはじめ、長野県が生産量日本一の「ネクタリン」などを栽培。
  • 桃とネクタリンの自然交配により、須坂市で生まれた「ワッサー」などもある。

● ぶどうの生産

  • 都道府県別の生産量は、山梨県に次いで長野県が第2位。長野県内では、須坂市や中野市などの北信地域の生産量が大半を占める。
  • 長野県が生産量日本一の「巨峰」をはじめ、須坂市が同日本一の「ナガノパープル」や「シャインマスカット」、ワイン用ブドウの「シャルドネ」や「メルロー」などを栽培。

● その他の果物生産

  • すももの生産量は、長野県が第2位。長野市の生産量は全国トップ10に入る。
  • ブルーベリーの生産量は、長野県が長らく第1位であったが、2016年は第2位。信濃町や大町市などが栽培の中心である。
  • 西洋ナシは、長野市の生産量が全国トップ10に入る。
  • の生産量は、全国的にみて多くないものの、小布施町の栗は、江戸時代には藩の献上品であり、天領の栗林も存在(これは丹波と小布施のみ)。明治時代は栗鹿子を開発、今に続く。

※新潟県側の上越・魚沼地域でも、すいかやいちごなどの果物を生産する農家はあるが、ここに示した果物の生産は少ない。

【信越県境付近の果物生産地の分布】

備考)信越県境付近にある市町村(破線で挟まれた地域)の範囲のみ表記
出所)国土地理院数値地図などをもとに作成