地域ならではの特徴
特徴の成り立ちと影響
地域資源の魅力と課題
その他の参考情報
酒類全体の出荷量が減少から横ばい傾向にある中で、ワインを含む果実酒は増加傾向にあります。ワインの中でも、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して国内で醸造されたものは「日本ワイン」とされます。 日本のワイン造りは、今から約140年前の明治時代に、生食用ぶどう栽培が盛んであった山梨県で設立されたワイン会社から始まります。当時は米不足もあり、明治政府も殖産興業政策の一環として、ぶどう栽培・ワイン醸造を振興しました。その後、1927年には、川上善兵衛がマスカットベーリーAを交配し、日本のぶどう栽培とワイン造りに大きく貢献しました。 ワインの消費自体が拡大したのは東京オリンピックの頃からで、その後いくつかのワインブームを経て今日に至っています。2003年からは国産ワインコンクール(現:日本ワインコンクール)が開催され、近年では世界のワインコンクールでも評価を受けるなど品質が向上しています。 長野県は、ワイン用ぶどう生産量日本一、日本ワイン生産量では、長野県2位、新潟県6位、ワイナリーの数は長野県2位(34か所)、新潟県5位(10か所)となっています。
出所)国税庁「国内製造ワインの概況」をもとに作成
出所)農林水産省「特産果樹生産動態等調査」をもとに作成
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