地域資源情報

14 繊 維

繊維の魅力と課題

基礎知識

衣服は人間生活に必要不可欠なものであり、古くから麻、藁、絹、綿などの植物が用いられてきました。麻や絹は主に東日本、綿は西日本で中心につくられており、特に絹の輸出は日本の近代化を支えた時期もありました。
中でも、新潟県は織物、長野県は絹について国内トップクラスの生産を誇った時期もあります。
その後、合成繊維や外国産の安価な製品が主流になる中で、生産量は減少してきていますが、重要文化財や伝統的工芸品などに指定されたものもあります。
国内繊維業全体では、近年、衣料向けが減少し、自動車や航空機等の産業資材、おむつやカーペット等の衛生・生活資材向けの割合が増加しています。

【繭の収穫量の推移(全国)】

出所)農林水産省「繭生産統計」をもとに作成

【織物業の事業所数と出荷額の推移(全国)】

備考)事業所数は従業員4人以上
出所)経済産業省「工業統計調査」をもとに作成

【国指定伝統的工芸品(織物)の分布】

出所)経済産業省「伝統的工芸品の指定品目一覧」をもとに作成

どんな魅力や課題があるのだろう?

< 後日掲載します。しばしお待ちください。 >